岐阜県の飛騨高山と白川郷は、昔ながらの風情あふれる町並みや、日本の原風景とも言える合掌造りの集落が広がる魅力的な観光地。今回は、1泊2日でその魅力をたっぷりと堪能してきました!旅の計画を考えている方の参考になれば嬉しいです。
1日目:飛騨高山を満喫!古い町並みの散策と絶品グルメ
朝:名古屋から特急「ひだ」で飛騨高山へ
旅の始まりは、名古屋駅から。特急「ひだ」に乗り、約2時間半の電車旅です。窓の外には美しい山々や清流が広がり、都会の喧騒を離れてどんどん自然の中へと入っていく感覚がたまりません。
飛騨高山駅に到着すると、まずは駅前の観光案内所で地図をゲットし、荷物を駅のコインロッカーに預けて身軽に。駅前からすぐの場所にある「古い町並み」へと向かいます。
午前:江戸時代の風情が残る「古い町並み」を散策
飛騨高山の**古い町並み(さんまち通り)は、江戸時代の建物がそのまま残る美しい通り。醤油蔵や酒蔵が並び、軒先には杉玉(酒林)が吊るされています。町の雰囲気を楽しみながら、まずは「飛騨牛にぎり寿司」**を味わうことに。
木の葉の形をした小さな舟に乗せられた飛騨牛のにぎり寿司は、口の中でとろけるような美味しさ!お店ごとに少しずつ味付けが違うので、食べ比べをするのも楽しいポイントです。
続いて、**「みたらし団子」**を購入。こちらは関東の甘い醤油タレとは違い、飛騨地方では醤油のみのシンプルな味付けが特徴。香ばしく焼き上げられた団子は、小腹を満たすのにぴったりでした。
午後:高山陣屋・宮川朝市を訪れ、カフェで一休み
食べ歩きを満喫した後は、歴史的な建物**「高山陣屋」**へ。江戸時代に幕府の代官が住んでいた場所で、広々とした畳の部屋や、かつての役所の様子を見ることができます。
さらに、地元の特産品が並ぶ**「宮川朝市」**を散策。ここでは、手作りの漬物や工芸品などが売られていて、お土産選びにもぴったり。
歩き疲れたところで、古民家を改装したおしゃれなカフェ**「喫茶去かつて」**へ。飛騨地方で採れた豆を使ったコーヒーを飲みながら、静かな時間を過ごしました。
夜:飛騨牛の絶品ディナーと温泉で疲れを癒す
夕食は、飛騨牛が味わえる名店**「匠家」**へ。飛騨牛のすき焼きを注文し、甘辛いタレが染み込んだお肉を口に運ぶと、その柔らかさと旨味に感動!一緒に提供された地酒「飛騨のどぶろく」との相性も抜群でした。
食後は、宿泊先の温泉旅館へ。源泉かけ流しの露天風呂に浸かり、星空を眺めながら、贅沢な時間を満喫しました。
2日目:世界遺産・白川郷の合掌造り集落へ
朝:高山から白川郷へバス移動
翌朝、旅館の朝食で**「朴葉味噌」**を堪能。香ばしい味噌の香りが食欲をそそり、朝からご飯が進みます。
高山濃飛バスセンターから高速バスに乗り、約1時間で白川郷に到着。車窓からは、次第に標高が上がり、深い山間に雪景色が広がっていくのが見えました。
午前:白川郷の絶景!合掌造りの集落を歩く
バスを降りると、目の前には絵本の中に出てくるような光景が広がります。雪が積もった合掌造りの家々は、まるでジブリの世界。特に、展望台から見下ろす**「荻町合掌造り集落」**の全景は圧巻でした!
集落を散策しながら、実際に住民が暮らしている**「和田家」や「長瀬家」**を見学。家の中に入ると、囲炉裏が焚かれていて、昔ながらの暮らしを感じることができました。
午後:郷土料理を堪能&カフェでほっこり
ランチは、地元の郷土料理を味わうために**「お食事処さくら」へ。ここでいただいたのは、白川郷名物の「合掌そば」と「飛騨牛朴葉味噌定食」**。素朴な味わいのそばと、炭火で焼いた朴葉味噌が最高でした。
帰りのバスの時間まで、のんびりカフェで過ごすことに。古民家カフェ**「落人」**で、白川郷特産のどぶろくスイーツを楽しみながら、旅の思い出を振り返りました。
旅のまとめ:飛騨高山&白川郷は何度でも訪れたい場所!
飛騨高山と白川郷は、日本の美しい原風景が残る貴重な場所。歴史と文化を感じながら、美味しい食事や温泉を楽しむことができ、大満足の旅になりました。
次は、白川郷の冬のライトアップや、春の桜の季節に訪れてみたいなと思います。
飛騨高山&白川郷の旅を計画している方は、ぜひこのルートを参考にしてみてください!